初めて来院の方へ

BEGINNER'S GUIDE

ご来院いただく皆様へ

現在、外来通院中の病院の主治医の先生から紹介状をあらかじめ送っていただくかあるいはご持参ください。
当院はクリニックであって病院ではありませんから。高額の初診料はいただきません。

腎移植を受けられた方を長期間にわたりサポート

腎移植を受けられた方を長期間にわたりサポートするのが私たちのクリニックの役割です。
私もレシピエントコーディネーターとして、大学病院で肝臓移植、膵島移植や腎臓移植された方を担当しましたが、移植病院ではどうしても手術前後の急性期の医療が中心となります。
私たちのクリニックでは移植して何十年経っていても、薬の正確な服用や毎月の受診時に行う癌等の検査、そして学校や職場で100%近い活動ができるための様々な生活指導がとても重要なのです。
学校や仕事で平日の受診が難しい移植患者の皆様に土曜日にも平日と変わらない検査や他科への受診が出来ようにしています。隣接する関西メディカル病院は大阪でもトップクラスの救急搬送病院であり、土日休日の救急対応も可能なため、通院されている移植患者の皆様の大きな安心となっています。また、遠方から来られている方もおられます。
当院では移植した病院とも連携をとりながら、移植患者の皆様に寄り添った看護ができるよう努力を重ねて参ります。

院長挨拶

院長

現在、関西メディカルクリニック・腎移植科に通院されている方は500人以上です。腎移植、膵腎同時移植、そして肝臓移植後の方もいらっしゃいます。
腎臓移植については、常勤の泌尿器科医、腎臓内科医だけでなく、やはり常勤の内分泌内科医が診察に従事しています。
腎移植した人はその後何十年間も腎移植外来に通うことになります。
お薬の飲み間違いがないか?がんの検診は行っているか?身体障がいの手続きや自立支援の資格を維持するための面倒な手続きもほぼ毎年あります。
移植後何十年経っても、夜間・休日の対応も必要です。
腎移植の社会復帰率は95%以上と言われていますが、本当に充分に社会復帰するためには腎移植外来での様々なサポートが必要です。
仕事や学校に社会復帰している人は平日に外来受診することが難しい場合も珍しくありません。
また生体腎移植のドナーの方は遠方の在住の方も多く、定期受診を辞めてしまう方もいらっしゃいます。
関西メディカルクリニック・腎移植科は、このような課題に対応するために設立されました。
場所は大阪の千里中央ですが、新幹線の新大阪駅から車で10分、大阪空港から15分ですので遠方から通われている方もいらっしゃいます。名神高速道路、近畿道、中国道の交差するインターチェンジから約5分ですので約70%の患者様が車で受診されています。

院長

STAFF紹介

STAFF紹介

常勤医師の紹介

髙原 史郎 院長

髙原 史郎 院長

昭和53年 大阪大学医学部 卒業

日本泌尿器科学会専門医・指導医

日本腎臓学会腎臓専門医

日本移植学会移植認定医

日本臨床移植学会腎移植認定医

堀尾 勝

堀尾 勝

昭和54年 大阪大学医学部 卒業

日本内科学会認定医

日本腎臓学会 専門医・指導医

日本透析医学会 専門医・指導医

木村 友則

木村 友則

平成15年 大阪大学医学部医学科卒業

日本大阪大学医学博士

日本内科学会認定医・総合内科専門医

日本腎臓学会専門医

日本透析医学会専門医

上原 満

上原 満

平成18年 大阪大学医学部医学科卒業

泌尿器科専門医

VAIVT認定専門医

中江 理絵

中江 理絵

平成19年 熊本大学医学部卒業

日本内科学会認定医

日本糖尿病学会専門医

専従薬剤師の紹介

池田様

池田 尚弘

専任薬剤師

当院では腎移植専門のクリニックとしては日本で初めての専任の薬剤師です。
腎移植した人は、免疫抑制剤だけでも数種類の薬を服用します。また免疫抑制剤以外にも、大事な移植された腎臓を保護するために血圧や高脂血症などの検査の目標値も厳しいので、服用する薬が増えて多くなります。服用する薬が多くなるにつれ、飲み忘れや薬の飲み合わせには注意が必要です。
当院では診察ごとにお薬手帳を確認しています。
患者様にもお薬手帳に残薬の記載を協力いただき、間違いなく服用できているか確認するだけでなく、また他院で服用されている薬との飲み合わせを確認しています。
また薬剤師がいることで患者様は診察前や診察後に薬のことですぐに気になったことを聞けます。
薬の変更が必要な場合に、薬剤師が医師や看護師と連携を取り早急に対応できることが当クリニックの強みです。

STAFF紹介

院内薬局の紹介

院内薬局の紹介

腎移植レシピエントの方は複数の種類のお薬を毎日間違いなく服用しなければなりません。特に免疫抑制剤は飲む時間だけでなく、他の薬剤や食餌内容にも注意が必要です。
特に、処方の変更があり、院外処方で遠方の薬局で薬を受け取っている場合は、薬を受け取る時点で処方変更に気がつくことや、自分の理解が間違っていることを指摘される場合があり、結果的に何週間も間違った薬を飲んで拒絶反応や副作用に繋がることもあります。
当院では、腎移植専門のクリニックとしては日本で初めて、専任の薬剤師が在籍し、院内処方を希望される方には、専門の薬剤師が毎回の診療でお薬に関する様々なご相談に対応しています。お薬の変更があった場合は、外来診察の直後に専任の薬剤師が処方と服薬説明を行いますのでお薬の飲み間違いは非常に少なくなりました。
また忙しい時間帯は複数名の薬剤師が対応し、お薬の待ち時間の短縮に努めています。

外来担当表

3階 腎移植科 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
午前 1診 堀尾 高原 貝森 角田 高原
2診 余西 中澤 余西 佐々木
3診
午後 1診 高原
2診
3診
4階 内科 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
午前 1診 木村 園浦 中江 中江 寺川
2診 谷山 谷山 菱谷 小林
3診 幸谷
午後 1診 寺川
2診 前田 菱谷
3診