診療科目

MEDICAL DEPARTMENTS

腎移植科

腎移植科とは、
末期腎不全の患者さまに対し、腎移植によって腎機能の回復を目指す専門診療科です。
生体腎移植および献腎移植に対応し、移植に向けた評価から手術、術後の長期的な経過観察までを一貫して行っています。
術後は、免疫抑制療法による拒絶反応の予防や全身管理を丁寧に行い、安定した日常生活を送っていただけるよう支援します。
現在外来通院されている方は全国で15,000人いらっしゃいます。

<お悩み>
移植後の拒絶症状
発熱が続く、尿量が減少してきた、血圧上昇や体重が増えてきた、倦怠感が続く、痛みや腫れがみられる など

<腎移植直後に起こりやすい感染症>
サイトメガロウイルス感染症:移植直後は免疫の働きが弱まる時期のため、サイトメガロウイルスに感染しやすくなります。熱が出たりお腹の上の方が痛くなったりすることもありますが、症状が出ないまま進行する場合もあります。早い段階で見つけるためには、血液検査によるチェックが欠かせません。

尿路感染症:手術後しばらくは、細菌による尿路感染症が起こりやすくなります。膀胱炎や腎盂炎、男性では前立腺の炎症がみられることもあります。また、少し時間が経ってからウイルス感染による膀胱の出血を伴う症状が出る場合もあります。
細菌性膀胱炎では、排尿回数が増える、排尿時の痛み、尿のにごりなどが主なサインです。

帯状疱疹:導入期・維持期のいずれにおいても発症がみられる感染症で、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化が原因です。体の片側に限局した帯状の紅斑と水疱形成を呈し、疼痛を強く伴うことが多い点が臨床的特徴とされています。

<当院の治療・検査>
専門医や専任の薬剤師が在籍していますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

【担当医】高原院長(火曜:午前 / 金曜:午前 / 水曜:午後)

腎臓内科

腎臓内科では慢性腎臓病の診断、治療、末期腎不全では血液透析導入を行っています。
腎臓は水分・老廃物の排泄、造血ホルモン産生、ビタミンD活性化など多くの機能があり、腎機能低下に応じて投薬治療が必要です。慢性腎臓病により腎臓の機能が正常の1/10まで低下すると血液透析、腹膜透析、腎移植による腎代替療法が必要となってきます。このため慢性腎臓病は早期に見つけ進行を抑制することが重要です。尿検査で蛋白尿が陽性の場合、慢性腎臓病の可能性があり、精査が必要です。腎生検による確定診断が必要な場合は大阪大学腎臓内科などへ紹介しています。血清クレアチニン値が高値の場合は腎機能低下が疑われ、慢性腎臓病、泌尿器科疾患、薬の副作用の可能性があります。
腎臓内科では腎不全進行抑制の治療を行い、透析が必要となれば、当クリニック前の関西メディカル病院と連携して治療を行います。

バスキュラー・アクセス科

バスキュラーアクセスとは、
血液透析を行うために必要な「血液の出入り口」のことです。
以前は「シャント」と呼ばれていましたが、現在では動脈を使った方法やカテーテルなど、複数の種類があるため、まとめて「バスキュラーアクセス」と呼ばれています。
患者さまの体の状態や治療内容に応じて、適した方法を選択し、安全に透析を行えるよう管理します。

vascular
バスキュラーアクセスの特徴
・血液透析に必要な十分な血液の流れを安定して確保できます
・同じ部位に何度も針を刺しても使用し続けることができます
・適切な管理により、長期間の使用が可能です
・感染や詰まりなどの合併症が比較的起こりにくいとされています

<主なトラブル>
シャント狭窄(血管が細くなる状態)
シャントに起こるトラブルの中で最も頻度が高く、血管内腔が徐々に狭くなることで血流量が低下します。
その結果、静脈圧の上昇や透析効率の低下につながることがあります。

シャント閉塞(血管が詰まる状態)
狭窄が進行し血栓が形成されることで、血液の流れが急激に途絶える状態です。
シャントが使用できなくなるため、速やかな対応が必要となります。

シャント瘤(動静脈瘤)
長期間の負荷により血管壁が弱くなり、こぶのように拡張した状態です。
皮膚が薄くなることで、破裂や感染のリスクが高まります。

感染症
穿刺部位などから細菌が侵入し、赤みや腫れ、発熱などの症状が現れます。
特に人工血管を使用している場合に起こりやすく、早期発見が重要です。

スチール症候群(末梢の血流不足)
シャントへ血液が多く流れることで手先の血流が不足し、冷感やしびれ、痛みなどを自覚することがあります。

静脈高血圧症
狭窄の影響で血液が心臓へ戻りにくくなり、シャント側の腕全体が強く腫れる状態です。皮膚の張りや違和感を伴うこともあります。

過剰血流(高拍出性心不全)
シャントの血流量が過多となり、心臓に過剰な負担がかかることで、心不全や不整脈を引き起こす場合があります。

※症状、所見によっては当院で対応できない場合がございますのでお問い合わせください」

<お悩み>このような症状がある方はご相談ください
・シャント音が弱い、すきま風のような高い音がする、音が短い
・スリル(ザワザワした感じ)が弱い・透析時の静脈圧(戻すときの圧)が高くなる
・枝がたくさん出てくる・シャント側の腕が腫れる
・シャント音がしない・スリル(ザワザワした感じ)が触れない
・シャントのつなぎ目のみドキドキする・シャント血管が硬い、赤い、痛い

【担当医】上原

「火曜日、土曜日午後以外で対応しています」お気軽にお問合せ下さい。
当院では、これらシャントトラブルに対しできるだけ速やかに対応し、いつも通り通院、透析ができる状態に戻って頂ける様、尽力させて頂きます。
残念ながらシャント機能の回復が適わなかった場合でも、当院でそのまま入院して頂きシャント造設術を行うことも可能です。
また、明らかにシャントがおかしい、とは言えないまでも一度状況について調べてもらいたい、という様な場合でも外来で評価させて頂きますので遠慮なく当院地域連携室までお声かけ下さい。

診察時間以外の緊急対応は06-6836-1199(代表)へ
(時間外は06-6836-1191へ 関西メディカル病院 救急外来 救急救命士が対応します。)

糖尿病内科

糖尿病内科では、
糖尿病をはじめ、高血圧や高脂血症、高尿酸血症(痛風)などの病気を診療しています。
健診や人間ドックで異常を指摘されている検査項目がございましたら、まず相談していただければと思います。
これらの病気は、食事や運動などの生活習慣が関係していることが多いですが、調べていくと、背景にがんや腎臓病、心臓・血管の病気などが隠れていることがあります。
また、これらの病気は、複数が関係し合い、互いに影響を与えながら悪化することがあります。

適切な治療を行わずにいると、動脈硬化や血管がつまる病気(脳梗塞・心筋梗塞など)、細い血管がたくさん集まっている目や腎臓の病気、骨粗しょう症、認知症などの合併症につながることがありますので、当科では他の診療科と連携しながら、全身を見据えた診療を行っています。
入院による治療が必要な場合には、当クリニック前の関西メディカル病院に入院することができます。

<主なトラブル>
主な対象疾患
2型糖尿病
遺伝的な体質に、食べ過ぎや運動不足、肥満といった生活習慣が重なることで発症する病気です。
血糖値を下げる役割を持つインスリンの効きが低下したり、分泌量が不足したりすることで、高血糖の状態が長く続くようになります。
代表的な生活習慣病の一つで、これまでは中高年に多いとされてきましたが、近年は若い世代での発症も増えています。
初期にはほとんど自覚症状がないため、健康診断や検査をきっかけに見つかることが少なくありません。

1型糖尿病
体の免疫の異常によって、インスリンを作る細胞が壊され、インスリンが出なくなる病気です。
若い年代でも突然発症することがあり、毎日のインスリン注射が必要になります。
強い喉の渇きや尿の回数増加などが初期のサインとしてみられます。
・数ヵ月以内にインスリンを作れなくなるタイプ
・ゆっくりインスリン分泌が低下していくタイプ 
がありますが、適切な治療・管理を行うことで、それまでと同様の日常生活を送ることができます。

肥満症
糖代謝異常や高血圧などの合併症を伴う肥満症に対して、栄養部門と協力したチーム医療を実践しています。
二次性肥満を除外したうえで、食事・運動を中心とした生活習慣の改善を治療の軸とし、治療終了後もリバウンドしにくい生活を目指します。必要に応じて、薬物療法や外科的治療も選択肢として検討します。

※肥満症の保険診療は、関西メディカル病院で行っています。

<お悩み>このような症状がある方はご相談ください
糖尿病に関連する症状(高血糖によるサイン)

• 強いのどの渇きが続き、水分を多く摂るようになった
• 尿の回数や量が増えた
• 食事量は変わらないのに体重が減ってきた
• 体がだるく、疲れやすい状態が続く
• 手足のしびれや感覚の鈍さ、足がつりやすい
• 視界がかすむ、見えにくくなったと感じる
• 合併症やがんの有無を調べて欲しい
※初期には自覚症状が乏しいこともあり、検査で初めて指摘される場合があります。

【担当医】
糖尿病内科:園浦(火曜:午前)中江(水曜・木曜:午前)/ 倭(金曜:午前・午後)

リウマチ科

リウマチ内科(膠原病・リウマチ内科)は、
免疫の働きに異常が起こることで、関節や全身の臓器に炎症が生じる「関節リウマチ」や「膠原病」を専門に診療する内科です。
抗リウマチ薬や生物学的製剤、免疫抑制薬などを用いて、痛みや腫れを和らげるとともに、臓器の障害が進行しないよう治療を行います。
近年の治療の進歩により、多くの患者様に痛みや腫れのない状態(寛解)を目指せるようになっています。
日常生活をできるだけ普段どおり送れるようサポートしていきます。

<リウマチ・膠原病内科の主な違いと役割>
リウマチ科(整形外科寄り):
主に関節リウマチに特化
痛みの緩和、関節注射、関節の変形・破壊の防止に注力

膠原病内科(内科的治療):
膠原病(全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、血管炎など)全般を診療
関節炎だけでなく、発熱、皮膚症状、腎臓や肺など内臓の炎症(内科的な全身管理)に注力

<主な疾患>
関節リウマチ(RA)
免疫の異常により関節の内側にある滑膜に慢性的な炎症が生じる疾患で、リウマチ性疾患の中で最も頻度が高い疾患です。
関節の痛みや腫れ、こわばりが続き、進行すると関節破壊を来すことがあります。

膠原病・全身性自己免疫疾患
全身性エリテマトーデス(SLE)
免疫異常により全身の臓器に炎症が起こる代表的な膠原病で、皮膚・関節・腎臓・血液など多彩な症状を呈します。

強皮症(全身性強皮症)
皮膚が硬くなる症状を特徴とし、進行すると肺や消化管などの内臓にも影響を及ぼすことがあります。

皮膚筋炎/多発性筋炎
筋肉に炎症が起こり、筋力低下を生じる疾患です。皮膚筋炎では特徴的な皮疹を伴うことがあります。

シェーグレン症候群
涙腺や唾液腺の機能が低下し、目や口の乾燥症状がみられる自己免疫疾患です。

混合性結合組織病(MCTD)
全身性エリテマトーデス、強皮症、筋炎などの特徴が重なって現れる疾患です。

成人スティル病
高熱、発疹、関節痛を主な症状とする炎症性疾患で、全身症状が強く出ることがあります。

気管支喘息、アレルギー
咳嗽、呼吸苦、皮膚症状などを起こします。

<リウマチにみられる主な症状>
朝の関節のこわばり
 朝起きたときに手が腫れたように感じ、握りにくい状態が30分〜1時間ほど続きます。
関節の腫れや痛み
 手首や指の付け根、指の第二関節などが、左右同じように腫れたり痛んだりします。
全身の症状
 原因がはっきりしない微熱や強いだるさ、疲れやすさ、食欲低下、体重減少などがみられることがあります。
日常生活への影響
 ドアノブが回しにくい、ボタンが留めにくい、服の着脱がしにくい、箸が使いづらいなど、普段の動作に支障が出ることがあります。

<当院の治療・検査>
検査:採血(自己抗体)、関節エコー、X線、CT、MRIなど
治療:メトトレキサート、ステロイド、生物学的製剤、免疫抑制剤など。生物学的製剤の皮下注射や点滴の治療も積極的に行っています。生物学的製剤の点滴については当院化学療法室と連携します。
大阪大学医学部附属病院との連携:当科は大阪大学免疫内科との連携を密に行っています。前田悠一先生は大阪大学免疫内科の常勤医師で、月曜日に大阪大学で外来診療を行っており、専門的加療による入院が必要となった場合は、大阪大学および関連施設への紹介連携をスムーズに行います。

   【担当医】前田(恵)(月曜:午後)/ 前田(悠)(水曜:午後)/ 菱谷(金曜:午前)

循環器内科

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一般内科

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